当院の入院病床(60床)は,すべて医療型療養病床となっております。
療養病床とは,長期療養が必要な慢性疾患をお持ちの患者様を対象とした,医療法で定められている病床種別の中のひとつに位置づけられています。
その中で,医療保険の対象となる療養病床を「医療型療養病床」といいます。
※ 介護保険の対象となるものは,「介護型療養病床」といい区別されます
・対象となる方
「病状が安定している長期療養患者のうち,密度の高い医学的管理や積極的なリハビリテーションを必要とするもの」とされています。
厚生労働省の方針では,医療区分において2,3を担当する事を期待されており,医療区分1の方は,介護療養病床や老人保健施設などの介護施設が担当する事を期待されております。
・当院の治療方針に関して
医療型といっても療養病床の性質上,一般病床のような医療を提供する事に限界がある為,そのような場合が生じた時には,医師の判断により近隣の医療施設への転送をご提案させていただく場合があります。
よって,入院を希望される場合には,あらかじめご家族との間で,患者さんの病状が急変された場合の処置などについて十分にお話をさせていただき,ご納得いただいた内容に沿って入院後の治療方針を決めております。
医療区分とは,入院される患者さんがどのくらい医療的な関与が必要かをいい,ADL区分とは,日常生活においてどの程度自立しているかをいいます。
それぞれの区分は,基準により3段階に分けられます。
医療区分の数字が大きくなるほど医療が必要となり,ADL区分の数字が大きくなるほど自立度が低いと判定されます。
医療区分3 |
<疾患・状態> ・スモン <医療処置> ・中心静脈栄養 |
医療区分2 |
<疾患・状態> ・筋ジストロフィー <医療処置> ・透析 |
医療区分1 |
医療区分2,3に該当しない者 |
| ADL区分1 | ADL区分2 | ADL区分3 |
| ADL 0~10点 | ADL 11~22点 | ADL 23~24点 |
※ ADL得点は,ベット上の可動性,移乗,食事及びトイレの使用の4項目ごとに自立(0点)から全面依存(6点)までの得点を合計して算出します