脳卒中等の後遺症の一つに痙縮という症状があります。痙縮とは手足の筋の緊張が異常に強くなる状態で、手足の指が曲がったまま伸びなくて痛い、肘や膝が屈曲したまま伸びない、膝や足がつっぱってしまい歩くときにつま先が引っかかる、はさみ足になってしまう、手足がこわばって痛いなどの症状を起こします。
痙縮では、手指が握ったままとなり、開こうとしても開きにくい、肘が曲がって伸びない、足先が足の裏側のほうに曲がってしまうなどの症状がみられます。 そのため爪が切れずに手のひらに爪が食い込んで痛みが出たり、化膿してしまうこともあります。また肘が開かないため着替えが一人では出来なかったり、足が曲がってしまうことで歩きにくかったりと日常生活の大きな妨げになります。
痙縮による姿勢異常が長く続くと、筋肉が固まって関節の運動が制限され(これを拘縮といいます)、日常生活に支障が生じてしまいます。痙縮がリハビリテーションの障害となることもあるので、痙縮に対する治療が必要となります。
現在、痙縮の治療には、内服薬、ボツリヌス療法、神経ブロック療法、外科的療法、バクロフェン髄注療法などがあります。患者さんの病態や治療目的を考慮して、リハビリテーションとこれらの治療法を組み合わせて行うと効果的と考えられています。
当院では、治療法等についての講習会を受講・終了した医師が治療にあたります。
また、初診当日に治療できるわけではありません。詳しくは、下記に御相談下さい。
施注担当 高野医師
連絡先 市立函館恵山病院 外来まで 電話 (0138) 85-2001
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皆さまからいただいた寄付金は、下記の目的で使用させていただきます。
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なお、税法上の優遇措置については、寄付者の所得や扶養状況により異なりますが、寄付金額から2千円を差し引いた額を最大として、所得税や住民税の控除が受けられるというものです。
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市立函館恵山病院は、入院されている患者様のご家族がお見舞いに来られる場合に利用できる、送迎を実施いたしました。
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市立函館恵山病院 電話 85−2001
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患者様の緊急搬送の為に、ドクターヘリを要請を行いました。
消防署の支援が無くては、スムーズに行われませんでした。
ヘリの着陸場所は、海に面した医師住宅裏手の芝生です。
ドクターヘリは、到着から約15分で再び搬送先へと飛び立っていきました。